あの頃のホームページから 2

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東小金井方面なんて,卒業したらよほどのことが無いかぎり仕事では来ませんよね。
あまり華やかな地域ではなさそうですが,それでも少しずつ少しずつ変わってきているのです。
10年ぶりくらいに来てみたら,きっとびっくりするするでしょう。来る機会がない卒業生のために,
「こんなふうになってきています」という情報を送ります。懐かしく思い出してくださいな。







前原坂上にそば屋「なり田」



武蔵小金井駅の南口からちょっと歩くと前原坂上に至る。
その角を曲がってすぐ,明治屋の向かいあたりにそば屋さんができた。
「なり田」という。
手打ちそばとあったし感じのよい店のたたずまいだったので土曜日に出かけてみた。
まだあまりなじまれていないせいか,客は少ないようだが,おそばは悪くはない。
ただし,もりで1枚が650円,大盛にすると900円という値段である。
雰囲気もいいけれども,この値段がどう出るか,
北口にもいくつかのお店があるだけに微妙である。
開店は7月14日の日曜日であったという。

実は私は気軽な土曜の昼食には新小金井駅近くのおそば屋さんを利用することが多かったが,
ここの年配のおばさんがちょっと心もとなくなってきていて,
店にお客が来ても気づかないことがある。
私も先日は注文を聞かれて冷やしたぬきを頼んだのだが,
しばらくするとこのおばさんがまた「いらっしゃいませ。ご注文は?」と聞く。
「さきほど冷やしたぬきを頼みましたが・・」というと「ごめんなさい」という状態である。
ちょいと嫌気が差してしまっている。
東小金井北口には「醍醐」もあるし,私はこれからどこでおそばを食べようかなあ。
(02.07.29)






 






森君らとラーメン屋に行く




ホームページの更新をやっていなかったら,いつの間にか半年以上も経ってしまった。
これではいけないなあと反省してまた少しずつ書いていくことにする。
小金井界隈も,中央線の高架計画が具体化してきて,徐々に沿線の様子が変わってきている。
特に東小金井駅付近は工事が活発であって,大きく変わりつつある。
噂によれば,まずホームを別に新たに作っておいて複々線化し,
やがては高架にしてしてしまうのだそうである。
4月14日のこと,久しぶりに訪ねてきてくれた森君も「駅前がすっかり変わりましたねえ」と感心していた。
実は彼はD印刷会社にいたのだけれども,昨年転職してM測定機器会社に移った。
研究室のOBなら,どこだか解るよねえ。
「スキルを身に付けなければなりません」といいながらも,新しい出発に嬉しそうであった。
頑張ってくれたまえ!
土曜日だったので午前中から来てもらっていろいろと話しをした。
M社には知人も多いので,森君が成果を出してくれることを期待している。
お昼になったので,山本君を誘ってラーメンを食べに行くこととした。
明治屋のある連雀通りに,先月ラーメン屋「英」が開業した。
最近までここはすし屋であった。その前はフランス料理屋であった。
でも行くチャンスはなかった。
感じがいいラーメン屋になったので,今度は手軽にいけるぞと思いながらついつい機会がなかった。
こざっぱりしているし感じがいい。店主も気さくである。
皆さんの感想は「お味も結構です」ということであった。
実は今回は車で乗りつけたので,つぎは自転車をこぎながらのんびりと行ってみることにした。
(2002.04.17)





 
ラーメン「英」の前にて山本君(左)と森君
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武蔵小金井駅前の様子



今朝の新聞を見ていたら,武蔵小金井駅南口も,いよいよ再開発する相談が始まったと出ていた。
実現するのはまだまだ先の話のようではあるが・・。
一足先に北口の辺りでは整備が始まっていて,6月くらいであったろうか,まず北口駅前にあったマクドナルドが解体
された。
ついでそのあたりの工事が始まって,いまとなるとなにがあったのかちょっと思い出せない。





再開発される武蔵小金井駅前の様子
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おかげで現在はちょっとばかり殺風景になっている。
駅前はあたかもタクシーの溜まり場というか駐車場になっていて,面白くもなんともない。
でも数年先が楽しみである。

さてなんでこんなところまで行ったかというと,実は昼食をとりに行ったのである。
夏になるといささか食欲がなくなって,おそば以外は食べたくなくなる。
しかし,この辺りのおそばやさんにはみな行ってしまった。
先日は長崎屋の裏通りにある「いっとく」に久しぶりに行った。前にも書いたことがあるが,ここのおそばはおいしい。
そして最もいいことは,客に相席を強いないことである。
私もひとりで入ったのだが,4人がけの席に案内してくれた。
別のところにも同じように座っている御婦人がいた。
後から入ってきた二人の客がいたので,その方は「あちらのほうに移りましょうか」と別のカウンタ席を指して言った。
でも店の人は偉い,「いやどうぞそのままで」と言って,後からの客を待たせていた。
この「いっとく」の先を曲がってみたら,すぐのところに中華料理店ができていることに気がついた。
まあよさそうだと入ってみたら,明らかに中国人のお店である。店の名は「祥龍房」という。
店内はテーブルの配置が中国である。それにわずかながらも中国の匂いがする。
もっと香辛料などが匂うといいのだが・・・・。思い切ってもっと中国にしたらいいのになあ。
お店の女性は中国人である。雰囲気から判断すると台湾系か香港系である。
昼のランチが6種類ほどある。「一番高いのを!」と偉そうに選んだが,実は高くても700円である。
そしてこれは読めない料理である。鉄鍋餃子というのもあったが,これは500円くらいである。なんのことはない。
回鍋肉も600円で食べられるのである。味は(私には)ちょっとくどいなあと思われた。広東系なのかなあ。
量は(私には)多い。でもいいお店である。たまには学生諸君も行ってみてはどうであろうか。
帰り際に聞いたら,半年前くらいに開店したそうである。一度は行ってみていい店である。






中華家庭料理の店「祥龍房」
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帰りに山本ご愛用の古本屋「伊東書房」の前に出たら,白いひげの老人が店頭の本をあさっていた。
何か買うのかなあと見ていたが,結局何も買わなかったのであります。(01.08.24)(T.Y)





古本屋「伊東書房」
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オリジン弁当が開店



昼食では学生諸君も苦労しているらしい。いなげやかピーコックかマクドナルドしかないからなのかもしれない。
こんなところへ駅の南にオリジン弁当が開店した。
ここはエスマートなどがある一角で,基本的には不毛の商売地帯である。
お店ができたかと思うとすぐに消えてなくなることを繰り返している。
この弁当屋さんの場所には,以前は薬局があったが,これまたあえなくつぶれてしまった。
今度はなにになるのかと思っていたら,4月になって「オリジン弁当」が開店した。
山本助手はここのファンであって,大変に気に入っているらしい。
無責任に書くのはどうかと思い,私もデジカメ片手に客を装って取材に?行ってみた。
「弁当のバイキングです」といわれたが,要するにおかずを選んで好きなだけとって詰めてもらう仕組みらしい。
大抵のものは100グラムで150円である。焼き鳥もあって,これは1本で50円である。
山本君によれば500円もあればいいらしい。
どんな味かは私は知らない。私は奥様のお弁当を毎日持ってくるからである。
山本君のために長続きすることを期待したい。(01.05.08)(T.Y)




新しく開店したオリジン弁当の取材写真です(クリックすると大きくなります)





武蔵小金井に2件目の松屋



武蔵小金井(学生諸君はムサコなどという)駅の南には昨年から牛丼の松屋ができていて,結構はやっている。
これに味をしめたわけではあるまいが,駅の北口の西友の裏辺りにも北口店が先日開店した。
話の種にと行ってみたら,南口点は満員である。
しょうがないから北口に回ったら,ここも開店したてでまだ花輪の名残があるというのに込んでいる。
やっとの思いで食券を買って(だってまず店内か店外かのボタンを押すなんて判らないのです)
「カルビ焼き定食」550円をいただいた。どうやらここでは牛丼が280円だか290円であるらしい。
最近の学生は昼食に300円しかかけないからインスタントラーメンにパンをかじるだけというのが多い。
そのうちきっと栄養失調になるだろう(もうなっているのかなあ)。それならここまで来れば300円ですむからいいのに
なあ。
私がカルビを食べている間に隣に座った若者は牛丼に卵を注文した。
ふとカウンターの向かいを見たら,外国人の若い二人の男女が,これまた牛丼を食べている。
英語を話しながら,器用にはしを(しかも二人とも左手で)使っている。気がつくと隣の男の食べ方が異様である。
なんだか大変苦労して肉をつまみあげている。どうしたのかなあと訝ってよく見たら,はしの使い方がおかしいのであ
る。
はしはふつうV字型にして,先端にて豆でも何でもつまめるようにする。ところがこの男のはしはなんとX型になってい
る。
なんともぎこちないことに,はしの持ち方を知らないのである。断っておくが日本人である。
奇妙な手つきではしを持ち,Xの先でご飯や肉をつまもうとするから持てるわけがない。
はしで固めてなんとか口に放り込んでいる。まいったなあ,向かいの外人のところへ行って,はしの使い方を教わる
べきである。
おかげで私のカルビまでまずくなってしまった。(01.05.06)(T.Y)








激変した武蔵境駅前



数年前の武蔵境の駅前を覚えていますか?北口も南口も,とくに北口はごたごたとしていた。
南口はヨーカ堂以外には何もなくてちょいと寂しかった。
それが2,3年前から北口が整備され始めて,バスターミナルを含めて大分きれいになってきた。
ぶらぶらとしてみると,リサイクル古本屋さんまでがあるので入って見たら,
結構普通の古本屋さんなみにいろいろとある。
「北京ジープ」はまだ読んでいなかったかなあ?などと思いながら買ってきたが,なんとちゃんと本棚にありました。
またやりましたねえ。困ったものです。中には同じ本が3冊なんていうのもあるからなあ。まあ,いいや。
さて南口では冬の間にヨーカ堂が拡張して,今までの店は西館となり,
あらたに(以前はボーリング場であったところに)東館もできたという。
確か2月ごろには新規開店していたので,早速に行ってみることとした。
ずっと以前,私は武蔵境のあたりに何度も行ったことがある。
境南書房をはじめとして3軒ほどの古本屋さんがあったし,ちょっと個人的に思いいれもあったからだ。
本当に久しぶりに,懐旧の思いをいだいて行ってみた。西館にはパソコンフロアもできていたが,
残念ながらたいした物は置いていない。しょうがないよなあ。
東館は衣類などが中心だが,どういうわけか私はヨーカ堂で服を買うことが多い。
なんとなく気に入る場合が多いし,私には着易いのだ。
子供のころから,ヨーカ堂発祥の地であった北千住で育ったせいなのかなあ。
でも,ちょっと安っぽいよなあ。まあ,いいさ。これから,たまにはまた境まで来てみよう。
写真の西館は従来からあったもので,向かいの東館は今度新しく開店した。
以前のボーリング場跡地に建ったものである。(01.02)(T.Y)




新しくオープンしたヨーカ堂です。(クリックすると大きくなります)







東小金井に初雪



 1月7日は横浜にいた。ところが夕方から都内は雪になるというので,慌てて早めに帰ることとした。
だって私は車につけるスノーチェインがないし,だいいち雪道をどうやって運転していいか解らない。
5時ころに帰宅したが,そのころから雪が舞い始めた。
夜の間に結構な積雪があって,家の辺りでは10センチくらいは積もったように思われる。
8日は休日だったけれども,仕事が立て込んでいて休むどころではないので出勤した。
道路は雪かきがされているし,まあなんとか走れるが,構内は人の気配がないので大変な状態である。
大変だあと言っていても仕方がないので,デジカメ片手に歩いてみる。
ブーツも持っているし,以前福井の工業技術センターへうかがったときに,雪道にも適した靴も買ってある。
いままで履いたことがないからなんとなく嬉しい。まるで子供みたいだけどねえ。最近の構内の様子をお見せしよう。
写真1は11月に撮った正門からの様子である。↓





写真1(クリックすると大きくなります.)
イチョウはすっかりと紅葉していて,なかなかに情緒があるではないか。
今日の雪の様子はどうだって?う〜ん,じゃあ池のあたりの写真2をお目にかけよう。こんな具合です。↓





写真2(クリックすると大きくなります.)
たいしたことはないかなあ。まあいいや。こんな具合の初雪でした。(T. Y. ,2001.01.08)








激変する農工大通り



 ふと気がついたら,わが農工大通りにはずいぶんとマンションが増えている。
大学の正門を出て武蔵小金井方面に歩けばいくつもの大きなマンションが目に入るようになってしまった。
つい先ごろは99円屋ができた。皆さんは「みどり湯」とか「レストラン羅府」を覚えているであろうか?
あの交差点の辺りの変化は激しい。第一道幅が断然広くなった。
そしてみどり湯は奥のほうに入り口が変わってしまい,羅府も見えなくなってしまった。
その跡地は目下工事中である。
通りの角には「スーパーエイト」というお店があったはずであるが(私は1回も入ったことがない,なんとなく暗いような
スーパーであったなあ)
この跡には99円屋さんができた。写真のようである。↓





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お酒やビールまであるというので,もしかしたらビールも99円かなと思って立ち寄ってみたら,ざんね〜ん,これは例
外であるらしい。
お酒や野菜までが売られていて,結構賑わっている。
驚いたことには1本99円でノギスまでが売られていた。これでもないよりはましだろう。
写真の右手にあるように,ここにもマンションが建設中である。元はガソリンスタンドがあったところである。
そして写真の左手(写っていないが)には現在スーパーが開店準備中である。
「OK Super Discout Store」とかいう看板がすでに掲げられている。
話によればこの辺り一帯の土地は,みどり湯の持ち主が所有しているらしい。
だから羅府もかつてのガソリンスタンドも,すべてみどり湯一族が持っていたのであろう。すごいなあ。
世の中は変わる,そして農工大通りも変わっていくのである。(T.Y.00.11.22 )










ケーヨー裏の「ムジナ坂」



 皆さんはケーヨーまではよく行く(あるいは行った)であろうが,その先には行ったことがあるだろうか?
木立が生い茂っていて,とても道などはないように思っているかもしれないが,実はちゃんとした通りがある。
といっても急な崖であるから,当然坂道である。昼でもうっそうとした木が茂っている。
この坂の下は(見当がつくだろうか?)いわゆるハケの道である。↓






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年輩者であると大岡昇平の「武蔵野夫人」で知っている。
ハケの道の向こうは写真のように草原であり,野川公園に続いている。
逆にここから振り返ると「ムジナ坂」の急坂である。自転車を押してあがるのはきついせいか,ここに自転車を置いて
「ケーヨー」まで買い物に行く人が多い。
このムジナ坂の由来は(写真のような)支柱に書かれていて,昔はここにムジナが出て人を化かしたとある。





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「誰言うことなくムジナ坂」という表現がいい。
その後ろの看板はハケの道町内会の掲示板であるが,いたずら書きがされていて,「ハケの道」は「ハゲの道」にさ
れている。
支柱にも穴があけられたりしてひどいものである。悪いやつがいるなあとがっかりしていたら,坂の上の方から可愛い
女の子が下りてくる。
そこで何食わぬ顔をして「この坂の上は道に続いていますか?」と訊いたら,「はい,ケーヨーのところに出ます」と丁
寧に教えてくれた
(本当は知っているさ,そっちから来たんだから!でもまさかあの女の子はムジナが化けていたんじゃないだろうな
あ?)。
頑張って自転車を押してえんやこら,えんやこらと上がって行くと,なんと崖の途中に家がある。↓






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当然ながら木々に囲まれた森の中のようだから,さながら山荘である。
う〜ん,これは研究室の別荘にいいなあ,などと一瞬考える。テラスもあるしなあ。
やっと上りきってほっとする。ケーヨーの駐車場の脇に出たので,この向かいにある日本調の家をデジカメで撮る。




 

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なかなかにいい。これで思い出したのだが,ケーヨーのすこし先にも,3階建ての和風の古い家があったはずだ。
探してみると先ごろマンションが建ったあたりだ。
しまった,取り壊されたかな,と裏へ回ってみると,無事に残されている。
でも大きなマンションが建ったので(もしくは建てたので)道路からはあの古いけれども情緒ある木造の建物が見えな
くなってしまった。
なんという方のお宅なのかなあと門の前に行ってみたが表札が出ていない。
でも「自民党小金井支部」という(文字の薄れた)看板が塀にある。
う〜んと感心する。ここから大学へ戻ろうとして思い出したことがある。
以前大学の木を切っていた職人がいたので立ち話をいしていたら,「いなげやの裏のほうにいい木があってねえ。あ
れを切ってみてえなあ」と言っていた。
そうだ,あの木はどうなったかなあとあちこちを探したが見つからない。
この辺りには大木が多いのだ。たとえば渡辺さんというお宅の庭には,写真のような均整がとれた高い木がある。↓






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でも職人が言っていた木はこれではなかった。
あれはどこに行ってしまったのであろうか?皆さんもたまにはケーヨー付近を歩き回ってください。
なかなかに情緒がありますよ。
猫ちゃんまでがじっと私を見つめていました。↓(T.Y. 00.09.07)





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小金井に蕎麦屋って多いんだなあ



 故郷・松本に帰っていた林大輔君(M2)が久しぶりに顔をみせた。
お土産にと言って善光寺の七味とんがらしをくれた。
小さいけれどもしゃれた容器が気に入った。
今日は久しぶりに涼しいから、おそばでなくてもいいやと思いながら、自転車で武蔵小金井に出かけた。
この間改装工事していた回転寿司屋があったからなあと思ったが、行ってみたらなんと行列である。
開店するからといって、こんな行列とは世の中の人間はあさましい(かくいう私もあさましいかなあ)。
それじゃあ別の店をと周りを見たら、なんと蕎麦屋がある。あれれっ、こんなところにもあったんだ。
この間の蕎麦屋「いっとく」を読んだ山本助手が、思い当たる辺りをうろうろしたが見つからなかったと嘆いていたが、
近くにこんなお店があったのには私も気がつかなかった。「つちや」という。いかんせん間口が狭い。
一間くらいしかないうえに奥まっている。
これでは解りにくい。験しにと入ってみたらきれいな店内の様子である。
ただし昼時なのに客が少ない。初めてだから大盛りを頼むしかない。
出てきたそばは、つゆは多めであったが、(残念なことに)そばの味は「いっとく」に及ばない。
昼だからろうか、手抜きのうで方である。店のおばさんもちょいと気が利かないところがある。お会計の方だけは素早
いが・・。
これでは客が多いわけがない。惜しいなあ。雰囲気はよさそうなのになあ。
やはり、「いっとく」の勝ちである。(T.Y. 00.09.04)





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フランス料理の「オー・ボー・ド・ロー」が開店



 小金井界隈というけれども、なんだ古本屋と蕎麦屋の話ばかりじゃないかと言われてしまった。
しょうがないんだよなあ。でも今日は気になっていた民家も写真に撮ってみようと、昼休みにデジカメ片手に自転車で
出かけた。
大学のグランドと中央線の線路の間には道があるのを知っているだろうか。
結構幅が広くて、もう少し手入れをすればいい散歩道になる。
立ち止まって見ていると、おばさんや高校生などがずいぶんと自転車で走ってくる。
いつからだったろうか、農工大の看板も建っているが、いささかセンスが悪く、また位置が悪いので電車に乗っていて
も気がつかない場合が多い。
こんな看板だよということで写真を撮ってみた。↓





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ここから踏み切りを渡って、すぐ右に行けば昔の「コートサイド」が変わってできた「長江菜館」 があるが、最近はまっ
たく行かなくなってしまった。
左に行くとすぐに突然立派な洋風の家が現れる。
こんな家を建てなさいという意味で撮ってきた写真で見ていただこう。緑町2丁目にある。すごいでしょう!↓まいる
ね!!





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 角を右にも左にも行かずにまっすぐに北に行くと、北大通りに出る。
すぐ近くに「ブックス イトー」がある。ここにはたまに出ものがあるが、あまりいい古本屋という訳ではない。
実はこの近くに、古くはあるが、日本情緒あふれた農家風のお宅がある。
「ブックス イトー」には時々4年生の篠田が出没しているようだが、気が付いているかなあ.
昔の農家をしのばせる大きくてのんびりとした感じの建物である。見ていて飽きない。
写真の右手には大きな楠木が聳え立っていて雄大である。眺めているだけでゆったりした気分になってくる。↓





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いつまでも庭先に佇んでいると怪しまれそうなので、ここからさらに武蔵小金井方面に向かっていたら、気になってい
たレストランが本日開店となっていた。
フランス料理の「オー・ボー・ド・ロー」である。↓





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開店日のせいか、昼から結構客が入っている。エントランスのセンスもいいから、結構はやるかもしれない。
それにしても小金井にはフランス料理の店が多いんだなあと感心する。皆さんもたまには行ってはどうだろうか。
昼なら5000円もあれば食事ができるだろうから!私はどこで食べたかって?私はね、その角をまがってね、蕎麦屋
の「竹林」で大盛りをいただいたのでした。
やっぱり蕎麦屋になったかあ!!(T. Y. 00.09.01)








武蔵境まで行ってしまった!



 輪講が終わって一息つく。最近の子供は日本語ができないので報告を聞いていて疲れる。
留学生・金さんの日本語の方がまだましだ!
最近の学生のプレゼンテイションでもっともいけないことは聞く立場になって話をしていないことだ。
一方的に自分がやった(と思っている)ことを自分の世界で話すから、聞いている相手はなにが問題なのかが解らな
い。
「研究室マニュアル」まで作って渡してあるのに読もうとはしない。
中学生の理科クラブの方がましではないかと思えてくる。ああ、後期が思いやられる、大変だなあ。

そんなことをぼやきながら、今日も今日とてお昼を食べに出かける。
ちょっと涼しいからサイクリングを兼ねて北大通を走ると気持ちがいい。
いつのまにか先日の「そばせん」まで来たが、木曜はお休みである。
しょうがないなあとさらに走っていたら、亜細亜大学の前まで来てしまった。
このあたりには食事できるお店はないし、それに武蔵境にはあまりいい思い出がない。
どうしようかと思った途端、「豊年屋」の看板が目に付いた。↓





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ここで大盛りを食す。特においしいわけではない。かといってまずいというわけではない。ごく普通の蕎麦屋である。
のんびりと自転車をこぎながら大学へと戻る。こんな一日もいいものである。
小金井は平和である。(T.Y. 00.08.31)








不思議な定食屋「ことぶき」



 東小金井駅の北口通りを少し北に行くと、空き地が多い中になんともリアリズムの定食屋がある。
あまり入る気もしなかったが、店の脇に「自家製よもぎそば、うどん」という看板があるのが気になって、ままよとばか
りに飛び込んでみた。
午後12時半を過ぎていたが、店の中には客がおらず、出てきたおばさんが「いらっしゃいませ」といいながらエアコン
のスイッチを入れてくれた。独占である。
う〜ん、定食の短冊は店内にいっぱい貼ってある。カツ丼、焼き魚定食、野菜炒め定食、ニラレバ炒めなど。
当然ながら「よもぎざるそば」を注文する。おばさんがもぞもぞとそばをうでてくれる。
出てきたものはせいろに盛ったそばに、ジャガイモ4個を揚げたものがのった皿がついている。600円。ごく普通の味
である。
ひょっとみるとこの店はお値段が安そうである。
もっとも高いものでもカツ丼の650円であり、たまご丼は350円という。焼き魚定食が460円などお安い。
なんとなく田舎の村の食堂の感じでもある。まあいいではないか。
よもぎ蕎麦を食べている途中で、一人の男が入ってきた。あたりを見回しながら「このメンチかつ丼っていうのはどん
なもの?」と訊いている。
「メンチをたまごであえたような、まあカツ丼みたいなもんです」というおばさんの答え。
すると男は「じゃあメンチカツ丼とご飯に味噌汁」と注文した。
どんなものが出てきたのか、私は食べ終わって店を出たので知らない。
朝の10時から午後3時までの営業と書いてある。山本君に言わせるといつも閉まっている不思議なお店だそうであ
る。
さっきの客も変わっていたけどなあ。道路の向かいから店の写真を撮ってみた。↓ (T.Y. 00.08.31)





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蕎麦屋「いっとく」はなかなかいいぞ



 今年の夏はとくに暑いのかなあ。それとも歳をとったせいでそう感じるのかなあ。
今日もお昼にはとてもご飯ものを食べる気がしなくて、自転車をこぎながら小金井探検に出かけた。
はじめは東小金井の北口方面に行ったが、このあたりにはいいところがないので、また北大通りに沿って武蔵小金
井方面に向かった。
ところでなんで北大通りや東大通りがあって、西や南はないのだろうか。
きっと北大や東大にコンプレックスを抱いているものがこんな名をつけたのだろう。
誰だって「ほくだいどおり」と読むに決まっている。
さて実は武蔵小金井の北に近いあたりに、うどんとそばの「竹林」があるのでここに行こうとしたのだ。
実はこの店はうどんが中心なのだが、座敷が広いので、ここにあがりこんで食べるのがいいのだ。
先々週は「ごまだれ冷やしうどん」を食べた。
ところが、ここにはそばもあることに気づいて、先週は大盛りにした。
一応手打ちとうたっているし、そばつゆも辛めなのがよかった。
今日もこれをと思ったのに生憎のお休みときた。こうなったらさらに先に進むしかない。
わざと裏道に入ると下の写真のような昔ながらの邸宅もあって、その前の道は「けやき通り」というらしい。





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すごい入り口で、建物はずっと奥のほうにあり、木立で隠されて見えない。
大変に立派なお宅である。本町5丁目にある。他人様のお宅を羨ましがっていてもしょうがないので、さらに進んだら
なんと駅北口の長崎屋の裏辺りに出てしまった。
たしか回転すしがあったはずと思ってみたら、これは改装中である。
まさか材木を食べるわけにはいかない。しょうがないからちょっと戻ってふとみると蕎麦屋がある。
間口は狭いが、入り口のたたずまいがいい感じである。下の写真をご覧いただきたい。





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誰かが置いた自転車が邪魔である。けしからん!入ってみたら勘が当たってなかなかによい。
でも奥の6人がけの大きなテーブルしか空いていない。
弱ったなあと思っていたら、よろしければどうぞという。悪いわけがない。
ちょうど秋の国際会議ODF2000の委員会報告とプログラム案が送られてきていたので、これを打ち出して持ってきて
いる。
ゆったりしていて読むのに都合がいい。
出てきた蕎麦は二八でこしもある。店内のポスターには「北の大地 江丹別のそば粉」とある。
どの辺りだか知らないが、とにかくおいしい。湯桶がさっと出て来るのもよろしい。つゆは辛い。
それでもつけすぎたのか、いざ蕎麦湯を飲もうとしたらいささかつゆが足りないのが残念であった。
どうせならそば徳利でつゆを出してくれたらもっといいのになあ。
店の名は「いっとく」という。毎週火曜が定休である。(T.Y 2000.08.30)






東小金井も変わりつつあります



 景気が回復基調にあるせいだろうか,東小金井ではマンションなどの 建設が目立つようになっている。
大学の周辺や農工大通りにもきれいな 建物が目立つようになっている。
まあいいことであろう。農工大通りで いえば銭湯があった周辺ではガソリンスタンドが消えてマンションが 建築中
であり,
その他にもこざっぱりとした建物が現れている。
以前書いた古本屋では前原交差点にあったブックスチャージが春になくなった。
こうなってみるとあのやたらに話しかけてくるおやじさんが懐かしい。
農工大通りではBook Martが6/30をもって閉店した。山本君が何でも1冊100円セールをしていますよと言っていた
が,
これが閉店セールであったらしい。
ちょっと寂しいですがね。(T. Y., 2000.08.22)






「そばせん」で食べてきました



 夏になると食欲がなくなって,どうしてもめん類がよくなる。
昨日のこと昼食にと駅北口の「ラーメンFF」につけ麺を食べに行ったのにお休み。
こうなったらおそばにするしかない。
以前大谷さんと車でどこかに出かけた折に「ここに蕎麦屋ができていますよ」と教わった店を思いだした。
自転車ではちょっと遠いかなあと思ったが,北口からまっすぐに銀輪を漕いだ。
北大通りに行ってみたら,その角には「華屋与兵衛」なるレストランがある。
ここを右折してしばらく走ってみたら,案外と近くに件の蕎麦屋を発見した。
「石臼挽きそば」とあるし,まあまあの雰囲気なのでのれんをくぐった。
昼時なのに空いてはいたが,悪くはない。
大盛りを食する。結構おいしい。ただし,盛りで680円,大盛りで780円,しかも必ずしも大盛りではない。
若い人には少し高めであろうか。でも店のおじさんもおばさんも丁寧で腰が低くて愛想がいい。気に入った。
 店を出てすぐ隣を見たら温室がある。かなり大きい。
花があるのかなとよく見たら,どうやら廃業したらしくて鉢などが転がっている。
う〜んかなり大きく花の栽培をしていたのになあと残念に思う。
見ると「千本木農園」という看板がまだ残っている。
そうか,判った!そういえばさっきの蕎麦屋には「千本木康吉」という主人の名が書かれていたなあ。
さては花から蕎麦に転向したのかと悟る。
これでお店が駅の南口にでもあれば流行るだろうけれども北大通りではちょっと寂しいなあなどと考える。
その途端また判った!!「そばせん」とは「そば千」であったのかと。
みなさん,たまには行ってみてください。
確かに石臼挽きでおいしいです。 (T. Y., 2000.08.22)







まずい店には困ります



 4月になったある日のこと,昼食を外でとることとした。
北口の「エフエフ」で気軽にラーメンでも食べようかなあと行ってみたらなんとお休みである。
近くの「醍醐」でおそばにすればよかったのに,魔がさしたのかピーコック近くの踏み切りの方に戻ってきた。
残念ながら食事できる店がない。弱ったなあと見回したら中華屋があるのでここにふらっと入った。
座った途端に「これはしまった」と悟った。
昼なのに客はいないし,テーブルは前の客の食べ後が残っている。
でもしょうがないので定食Aを注文した。たまごと肉のうま煮とある。
奥のテーブルで知り合いとでも話していたおばさんが調理場にたって料理らしきことをしてくれたのはいいのだが,そ
の舌触りにはまいった。
肉は火の通りが十分でない。卵には味がない。サラダがついているのはいいが,単にキャベツをきざんだだけであ
る。
無理に食べてみたがだんだんと気持ち悪くなってしまった。
東小金井にはいろいろなお店があるだろう。しかしもっともまずかった店をあげろと言われれば,躊躇なくこの店にす
る。
夕方になってまでまだ気持ちの悪さが残っていた。
踏み切りの近くにある「○子江」という中華屋である。(T.Y)



 黄金週間となってもなかなか休めない。
息抜きに古本屋にでも行きながらお昼におそばを食べようと考えた。
「醍醐」にすればよかったのに,魔がさしたのか武蔵小金井方向に自転車を走らせた。ソーセージの「ケーニッヒ」の
先に時々行く蕎麦屋があるからである。
ところが連休の間はお休みという。戻ればよかったのにさらに武蔵小金井駅前通りへ出て走っていたら蕎麦屋があ
る。
客もいるので入ってはみたが,その途端に後悔した。
俗っぽい週刊誌がずらっとおいてある。店の人が赤ん坊をあやしている。しょうがないので大盛りを注文した。
確かに量だけは大盛りである。味は正直なところまずい。
さらにまいったのはところどころそばのかたまりがあることである。
ほぐそうとしてもぐにゃっとなっていてほぐせない。これは一体なんなのであろうか。
帰りがけに店の名を確認した。武蔵駅前通り「○後屋」とあった。
もう二度と行きません。

(T.Y)(2000.05.07)







沖縄料理の「海風」はいいぞ


東小金井駅の北口に99円屋ができたせいではないが,時々北口に散歩に行く。
このあたりには,食べ物屋では蕎麦の「醍醐」くらいしかいいところがなかった。
99円屋の裏手を眺めてみたら,ラーメン屋があるし,その手前には沖縄料理の店がある。
ここはいささか危ない造りの店構えであるうえに,昼間は閉まっていて店内の様子の確認ができない。
そこであるとき,制御機器メーカーであるY社の藤原さんが見えた折に,大谷さんとともに 無理やりここへ行ってみ
た 。
「う〜ん,ちょっとリアリズムの世界だなあ」なんて,つげ義春よろしく感動をしてから中に入る。
典型的な沖縄料理の店であって,「みみがー」とか 「ごーやちゃんぷる」などがある。
飲み物はオリオンビールや泡盛があるから沖縄そのものである。
泡盛のボトルをとってみたら,標準的には二人で一本とある。
三人で一本明けて,その他お酒だかビールだかをやってら,結構翌日まで残ってまいりましたね。
もうお酒はやめにしようと決意した。
数日して,尾道出身の4年生・山口君がずうずうしくも「先生いっぱい飲ましてください!」といってきかない。
今年の4年生の中では唯一なんとかまともな人間なので(ちょっと服装が汚ならしいのが欠点だが),彼の格好に相
応しい店としてまたここに行った。
店の名前を忘れていたが,ここは「海風」というらしい。
これで「うみかぜ」と読むようである。
適当に飲み食いしたが,やはり学生相手では酒の相手には話題が乏しい し,酒飲み件の広島出身とあっては,酒
の飲み方にも可愛げが無い。
これでもうここはやめにしようと決意した。。。。

年末になって暮の27日に,共同研究しているF社のお二人が打合せに現れた。
なんでも,申請した予算が満額で認められたとかで,まことに羨ましいかぎりである。
来春には共同で開発中の秘密兵器が公開できるかもしれないとおっしゃる。
年末の打ち上げと来春の公開のためにどこかでいっぱいやりましょうということとなった。
本当は「へそ曲り」がいいのだが,ここは山本君には高級すぎるので,たまには怪しげな店もいいのではないかと,F
社のお二人に山本君も加えて四人でまたも「海風」に出かけた。
さすがにお二人は呆れておられたのだろうが,そこは社会人。そんな様子はおくびにも出すことなく,「ここなら安心し
て飲めますなあ」と付き合ってくださった。
豚の耳やごーや料理もいいが,やはり沖縄そばが一番いいですねえ。
気がついたら,これで三度目であった。
もうしばらくは行くのを控えようと決意した。

2000年1月4日作成A




農工大通りにお稲荷様が出現


大学の正門を出て右手に進み,角のお豆腐屋さんを過ぎてさらに行くと,
右手に神社というかなんというか,神社仏閣関連の建物というか門があるのを知っているだろうか。
そのうちじっくりと眺めてみたいと思っていた。
その裏手辺りには竹林もあって,なんとなくいい雰囲気があった。
その付近に 突然に神社が出現した 。
立派な鳥居があり,その奥の竹林の辺りには本殿が建てられている。
鳥居には「八重垣稲荷神社」の文字が 見られるので,どうやら御稲荷さんであるらしい。
ゆっくりとお参りして見たいのだが,残念なことにはまだその時間がない。
通勤の車をゆっくりと走らせながら,窓から眺めていたら,後続の車にブーブー鳴らされてしまった。
慌ただしい世の中である。いつ頃にできたかって?う〜ん,七五三の時にはすでに完成していて,
お参り来る親子連れの姿が見られたから,少なくとも10月中には完成していたのだろう。
なかなかにいい雰囲気なので,みなさんも機会があればお参りしてはいかがだろうか。

2000年1月4日作成@




北口に99円屋が出現


新宿に向かおうと乗った電車の窓から,「99ストア」なる看板が見えた。
「ははぁ..,さては最近流行りの100円屋さんだなぁ.」
と見当をつけておいた。新しいものは大好きだから,早速翌日に出かけてみた。
東小金井駅北口の階段を下りてすぐ下に交番がある。
これと住友銀行のCDがある間にその店はあった(ここには以前なにがあったのだろうか?)。
やはり100円屋さんの類いであったが, “99エンオンリ−ストア” というのが正式な店の名前である。
ちょっと変わっているのが,普通の店のように雑貨だけではなくて,
なんと肉や魚や野菜などといった生鮮食品までが並んでいたことである。大根1本が99円というのもある。
帰りに近くの八百屋を見たら,同じように見える大根が1本で158円であった。
安い店でも120円である。う〜ん,これなら本当に安いのかなあと思いながら2階へ昇ってみたら,ここにはお菓子や
雑貨がある。
今日は見るだけだと思っていたのに,ついつい1000円ほど,いや正確には990円ほどの買い物をしてしまった。
吉祥寺の駅付近には,私が知っているだけでも3軒の100円屋がある。
これで東小金井も100円屋の仲間入りを果たしたことはおめでたいではないか。
帰りは線路に沿ってピ−コックがあるほうの踏切に回った。
ここに行く途中には,線路に沿って(昨年から)ドラッグストアが開店している。
残念ながら 「マツモトキヨシ」ではなくて 「MEDICO」という名である。
ここはかなり大きいお店で,写真のDPEなどもやっている。さらにお菓子なども置いてある。
こざっぱりとしているので,私は大好きである。
東小金井では中央線の高架計画も進んでいるようであって,
私が20年前に農工大に来たときに「あと3年すれば高架になって,駅には西口もできますよ」と言われたことが,やっ
と実現するのかもしれない。

1999年11月13日作成




吉見屋酒店が復活!


先ごろ廃業したと思われた吉見屋酒店であるが, なんと先週末に復活したようである。
大学近くの前原交差点から坂を下りかけた 辺りを車で走っていたら,開店の花輪が並んだ店がある。
なんだろうと目をこらしてみたら,「吉見屋酒店」の文字が見える。
覚えている人もいるだろうが,ここには「セカンドスク−ル」という訳の解らない看板が出ている建物である。
その1階に移ってきたようである。もとは何だったのであろうか?
思い出せない。 そして気付いたのだが,この建物の隣りには 「桜せんべい」とかいうお煎餅屋さんがあったのではな
かろうか?
う〜ん,どうしたことか,この煎餅屋さんの建物は影も形もない。
跡地らしきところをみると,なんだか狭くて,ここに建屋があったとも思われないほどである。
まあいいや,あの吉見屋のおじさんに,ここでまた頑張っていただきたいものである。

1999年10月23日作成




東小金井の古本屋巡り(その2)


さて肝心の東小金井駅近くの古本屋さんだが,残念なことには2軒しかない。
駅の南口商店街を歩いて,農工大への曲がり角の洋菓子屋「サンロ−ラン」を過ぎて右手に「Book ノ−ム」がある。
「Books」と複数になっていないところがなんとも怪しいが,そのとおり品ぞろえはまったくなっていない。
どこかに勤めを持っている店主のサイドビジネスであることは明らかで,店番はいつも女性(多分アルバイトの)であ
る。
マンガ半分とその他であるが,買うべきものはまずない。
立寄ってなにも買わないのは悪いので,たまには義理で買ってはみるが,義理でも買うものが無い時はまいる。
気分転換にもならないことがある。ここを過ぎて新小金井の駅の傍には,古くからの「翔雪堂」がある。
大分古めかしくなった店舗ではあるが,昔からのままである。

ここの店主はがっちりとした体格の方で,なんでも慶応大学でウエイトリフティングをされていたという。
体調をくずされたのか,近年は年配のご婦人が店番をされている。
本の回転が遅くて,残念ながら最近はあまり欲しいものがでない。あるとき久しぶりに買い物をして店を出ようとした
ら,「すいませんが,もうちょっといてくれませんか」 という。
なにかと思ったら,店の前に自転車で乗り付けてきた中学生の方を指して, 「あの子供たちは不良で,店の中を歩き
回っては本を万引きしていくんです」 という。
どうもあまり質がいい連中ではなさそうだ。
しょうがないからしばらく店番の代わりをしていたら,中学生らは「ちぇっ」とかいいながら出ていった。
「有難うございます」 と礼を言われたが,どうにも困った話である。

実は今日の土曜日も出勤してきたが,お昼はこの近くにある蕎麦屋「福むら」で大盛を食べた。
ここのおそばで先日の仙台の蕎麦屋の口直しをしたのだ。
まあまあの味のお店であるが,先客だったおばさん二人が,「そばつゆお願いしま〜す」と言っていたのには呆れ
た。
お店の方は慣れたもので,「はいはい」といいながら,ちゃんと「そば湯」を持ってきた。
「そば湯」が「そばつゆ」になったり,「そばつゆ」を「たれ」と言ったり,妙な言葉が横行しているのは情けないもので
ある。

1999年10月4日作成




小金井の古本屋巡り


小金井付近には古本屋などあまりないと思っている人が多いかもしれない。
しかしここ数年の間に急速に古本屋(CDとか漫画がのさばっている店もありますが)が開店している。武蔵小金井駅
の北口には古くから「伊東書房」がある。最近は理工書に力を 入れるようになってきて,古書店としてはかなりの品
揃えである。研究室の山本アドバイザーもここのファンらしく,足繁く通っている。「発売されたばかりのこんな本 があ
りました。安くてみっけものですよ」などと,ソフト関連の本を抱えている。光関連でも思いもかけないものが出る。絶
版になってしまった私の「光技術応用システム」(照晃堂)もここで買ったことがある。この半は現在大谷さんの書棚
に並んでい る。ここは一般書でもいいものが出るので,折をみては私も訪れている。この店の近くの三菱銀行を利用
するのも,この本屋さんがあるからである。ただ,古くから店を 守っていたご主人は,2年ほど前であろうか,亡くなら
れたようである。本屋さんが好きな方は是非立ち寄ってみてください。


この駅前通りをさらに北に進んで右折すると「中央書房」がある。先の「伊東書房」 とは対象的に,理工書ではなくて
文学書が中心である。典型的な昔からの古書店で,品揃えもかなりよいので,ときどきのぞいてはおもしろいものを
拾ってくる。ただ し,お値段はとくに安くはない。


さて,南口にはあまり古本屋さんがなかった。せいぜい「ブックスチャ−ジ」くらいであった。この店は,以前は小金井
警察署近くのアーケードの中にあったが,ここは 漫画専門になったらしく,数年前からは前原坂上の交差点の近く,
石畳の坂の途中に別のお店を出した。かなり大きな店構えで本の数も多い。ただし,本のレベルは低く てろくなもの
はない。品揃えもなにも意識せずに,業界で言うゴミに近いものを倉庫みたいに並べている。よほどのことがない限り
欲しいものに出会わないのが辛い。人によるだろうが,私が煩わしいと感じるのは,ここの店主のおじさんである。や
たら に「いい天気ですね」だとか「お元気ですか」などと話しかけてくる。ちょっと専門めいた本を買うと途端に「先生」
扱いをする。なかなかにしっかりとした人物だが, それだけに私にはうっとおしい存在である。ごめんなさい!


このあたりの坂上には2年ほど前に「古本ジャンゴ」が開店した。CDや漫画が多いの で,私向きではない。開店の
当日にめぼしいものを数冊求めたが,あとはろくなものがないので,最近はもう行ったことがない。でも場所がいいせ
いか繁盛しているよう である。


また農工大通りを武蔵小金井方面に向かって歩き,交差点に近いあたりに,昨年のこと「Bookmart」が開店した。こ
こもCDが多い。開店したときにはめぼしいものがあっ たが,最近はたいしたものがなくなった。割引券をくれたりする
けれども,次に買うものがないうちに券の期限が過ぎてしまって無効となるのが情けない。


これに比べれば,今年になって東小金井駅の北側,あれはなんという通りなのだろうか,武蔵小金井に向かって東
西に走る道にできた「ITO」は店も大きいしいろいろな ものが節操なくおいてある。これは一部では悪名の高いチェー
ン店の一つで,なんでも定価の半額で売ることが原則である。本の内容には関係なく,外見がきれいであれ ば棚に
並べる。買い取りも見栄えがよくてきれいならよくて,買い取り価格は定価の10%が原則である。店の人は本の中
身など見ないし価値も知らないから,思いもか けない本が手に入る。しかもここに売りに来る人たちも多くて,小金井
ともなれば(農工大の城下町であって?)大変に立派な方々がお住まいであるから,蔵書の処分 などでとんでもな
い本が棚に並ぶこととなる。くだらないミーハー本に並んで,学術書や価値のある文学書があったりするのが魅力で
ある。困ったことは,この店が大学 からそれほどには遠くない場所にあることであって(それでも歩いたら20分はか
かるのだけれども),もの好きな学生が立ち寄ることである。先頃も昼食の帰りに立ち 寄って,息抜きに本棚を眺め
ていたら,突然本棚の間から4年生のオタッキー篠田君が顔を出したのには仰天した。2000円分の引換券もたまっ
ているから,今度は彼のいない隙を見て行ってみることとしよう。なんで昼食の帰りにだって?いやとんで もないとこ
ろに蕎麦屋を見つけたのです。味というよりは雰囲気が気に入ったので時々行っています。どこだって?内緒です。


1999年9月25日作成




ゴルフ練習場跡地に“ス−パ− ピ−コック”


もう大分古い話になってしまったけれども,通学の途中にあったゴルフ練習場がなくなって,跡地にピ−コックが建っ
たのは3年ほど前であろうか。
開店当初は大学前の「いなげや」が影響をうけて,やや閑散とした感じであったが,いまはそんなこともなくなって,
両者ともに繁盛しているようである。
古い卒業生である鈴木 修君(1981卒)などは,学生のころには「いなげやボ−イ」と自称 していたが,今はもしかし
たら「ピ−コックボ−イ」がいるのかもしれない。
マクドナルドも店舗を構えているのだから,東小金井も発展していますよね。





吉見屋酒店が廃業


農工大通りのお豆腐屋さんの向かい,蕎麦屋さんの隣りにあるこの酒屋さんを覚えているだろうか?
働き者の元気なオジさんが取り仕切っていた。研究室で飲むぞ,などというときにはビ−ルなどを買いに行ったことも
あった。
このお店がこの8月で閉店してしまった。最近は「いなげや」にも酒類が置かれ始めたし,なんとビ−ル券までが使え
るようになった。
しかも近くにいわゆる酒のディスカウントストアができたことが響いたのだろう。
まず農工大通りに「パトリオット」(すごい名前ですね!)ができた。ビ−ルもさることながら, ここはワインの揃えがな
かなかによい。そのうえ「踏みきり通り?」には「酒奉行」もできた。
こうなったら一般の酒屋さんへの影響は必至である。
ある日「閉店します」の貼り紙が出たのはいささか寂しいものがあった。


1999年9月22日作成





All Written by T.Yoshizawa



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