日高キャンパスは自然に恵まれた環境にあるし,周辺には歴史的にも文化的にも由緒ある場
所が多いという。市のホームページには「武蔵国の文化のふるさと、そして自然の宝庫日高」と ある。これは楽しいなあ。ゆっくりと付近を歩き回ってみたいなあと思ってはきたが,その時間 が無いままに,このページも閉じることになってしまいました。
■峠の元六でそばを食す(2006.04.20)
大学の健康診断で毛呂に行った帰りに遅い昼食をとることとした。採血があったので昼食はぬきであったからさす
がに空腹である。大学のある丘を下ったところにおそば屋さんがあったことには気がついていたので,これはいいチャ ンスだとばかりに駒形助手の車で行ってみた。若い2人の助手はランチタイムが終ってしまったことを残念がっていた が,私はもりそばを一枚いただけば十分である。そばにはそばの実の皮が混ざったりしていてなかなかに情緒があ る味がする。700円は必ずしも安くはないけれども,もともとこの辺りのお店は観光者というか山歩きの人々のための 道沿いにあるのだからしょうがないのだろうなあ。そば茶も買って帰る。若山(左),駒形(右)の2人の若い助手さんた ちはご飯ものをたべていたなあ。
■高麗神社(2206.04.15)
研究室に最初に来てくださったお客様はC社・I 氏であった。所沢が本拠地であるから,この付近についても大変に
お詳しい。最初のお薦め観光場所は「高麗神社」であるという。別名出世神社というそうだから,これはまず一番にお 参りせねばならない。長澤酒蔵の奥様も「高麗神社へ是非」とおっしゃるから,早速詣でてみることとした。長澤酒蔵 からは車で5分ほどではあるが,歩いていったらかなりの距離がある。,今日は車で来たので楽である。I さんがおっ しゃるように,なかなかに荘厳なたたずまいである。政治家の名前があちこちに読み取れるのは,やはり出世を願っ てのことであろう。私も出世を願って参拝した次第である。そういえば長澤酒蔵の「高麗王」は出世酒であるから,大 学の若山助手にも早く参拝してもらって,同時に高麗王をたっぷりと飲んでもらおう。
■長澤酒造に立寄る(2006.04.15)
高麗川駅前から大学へ向かう途中のバスの窓から外を見ていたら,最初に気になったお店が二軒あった。造り酒
屋の長澤酒造とリサイクルショップ某である。我ながら妙な取り合わせだなあと感心してしまった。でも最初に立寄る べきところは酒屋さんに決めた。土曜日だったので横浜から車で出かけて一路長澤酒造を目指した。弘化元年(18 44年)酒蔵を築いたそうであるから,なんと160年もの伝統がある。恐る恐る扉を開けて声をかけたら,奥様が出て きてくださった。売り場の奥の仕込み部屋の様子なども見せていただいてから,お酒の話をうかがった。奥武蔵の 酒・君が旗,開運出世の酒・高麗王,清流高麗川の酒・かわせみの里の三銘柄がある。とても気に入ったのは,最 近ではめっきりと少なくなったかんづけ用のお酒が並んでいたことである。う〜ん,これは飲みすぎることにならけれ ばいいがなあ。でも初めてだから今日のところは遠慮して,利き酒用にといういうわけではないが,高麗王,吟醸,か わせみの里の三本セットをもとめた。いろいろとうかがったけれども,「ここからすぐのところに高麗神社があるから, まずはそちらに行ってみてはどうでしょうか」と勧められた。お酒のビンを割らないようにと,そっと後部座席に置いた のであった。 |